ノイローゼになるほど自己分析と棚卸をしたら、最高の会社に入れた話
このページを開いていただきありがとうございます!!
どうも!梶田(かじた)です!
前回は初投稿で自己紹介をさせていただきました!
第二回目となる今回は、タイトルにもある『ノイローゼになるほど自己分析と棚卸をしたら最高の会社に入れた話』を書きたいと思います。
2017年3月、梶田はうつ病になりました。
2年間の休養期間を経て、たくさんの自己分析と棚卸をした上で就職活動をしました。その結果、現在はランスタッドに入社して4年6ヶ月が経とうとしています。
今回は、その当時の様子や思いを振り返りながら、お話したいと思います。
なぜこのテーマを書こうと思い立ったかというと、過去の自分に、そして似たようなことで苦しんでいる人の何かのきっかけになりたい…と思っているからです。
これは、今回のnoteメンバーに応募した大きな理由の一つでもあります。
最高の会社に入れた理由
早速ですがタイトルにある、自分が最高の会社に入れた理由は2つあります。
『自己分析、棚卸しを何度もした』
『自分自身が変わりたいと、心の底から強く望み続けたから』
振り返って考えた時、残ったものがこれでした。
実際にやったこと
心身の調子が良くなり、外に出て活動をする時期になった頃、就労移行支援事業所に通所するようになります。そこから社会復帰に向けた動きに、徐々にシフトしていきます。
※就労移行支援事業とは、障害のある方の社会参加をサポートするための福祉サービスです。
通所や日々の活動も徐々にひろがり、社会復帰・就職活動を行っていく時期に差し掛かった頃、支援員の方からの提案で、就職活動に向けた「棚卸し」や「自己分析」の類のことをたくさん行っていくことになりました。
これらを何度も何度も自問自答し、その理由も何度も何度も問いかけました。
この大まかな一連の流れを、就職活動に入る前に、合計3回繰り返しました。
短い期間に集中的に行ったので、かなりしんどくて、ノイローゼ気味になりました。
過去を思い出し、起こった事実と、感情の原因・理由を掘り下げ、繊細に紐解いて、多面的に捉え、感度高く集中して、自分に向き合っていく。
とても大変でした。
通所して棚卸しや自己分析を行っても、なかなか「でてこない」こと、思い出すことがしんどい、心身が疲弊するなど、色々ありました。
ですが、それを超えて自分の中で軸や柱になるような確固たるモノが見つけられた事は、今後を生きていく上で、とてもとても大きく、頑張ってやって本当によかったと思っています。
ノイローゼになるほどの自己分析を経てわかった自分のこと
今回、休養期間中に行った自己分析は、人生をやり直したい、今後をいい人生にしたいと心の底から願って、徹底的に自分と向き合いました。
何かの参考になればと思い、自己分析をしたことで見えてきた自分のことも、お伝えしたいと思います。
自分がもともと自覚していた、自分の特徴
もともと自分は、静かで穏やかな性格だと思っており、周囲からも、優しい、いじられキャラなどと言われていました。
また他にも、ネガティブ、自分の意見が主張ができない、喧嘩・暴力・争い・波風を立てることがイヤで、悪意を持って近づいてくる人やルールに反抗的な人が苦手。何事も、"安定"していると安心する。忍耐強く、我慢強いなどの特徴があると考えていました。
これらの中には、今も自分の特徴だと感じるものもあります。でも、自己分析を続けて、具体的なエピソードを思い返してみたり、支援員の方と考えを深掘りしていくにつれて、少しずつ自分自身への捉え方が変化していきました。
自己分析をするうちに自覚した「性格」
例えば先述した「ルールに反抗的な人が苦手」という特徴は、「正義感が強い」性格から来ている特徴だったのだと、自己理解が進みました。
他にも、好奇心・向上心・情熱があることや、本当は前に出ていきたいと思っていること、自分の意見を伝えたいと思っていることがわかりました。
自己分析をするうちに自覚した「強み」
自己分析をするまでは、あまり自覚していなかったのですが、これまでの沢山のつらい経験から、相手の気持ちや色んな可能性を予測して気遣いができるようになっていました。自分にはきちんと自分の意見や意志があって、その上で周りへの気遣いもできる、リーダーシップが備わっていたことがわかりました。
自己分析をするうちに自覚した「大切にしている価値観」
大切にしていることについて考える機会は、そのときまで中々ありませんでしたが、自分はとにかく幸せになりたいと思っていることに気付きました。
ここでいう幸せとは、お互いにリスペクトを持ちあいながら人と仲良くいることや、相手を思いやる心をもった人同士で一緒の時間を楽しみたい、もっとみんなで仲良く楽しくいたい、もっと自分を出して自分らしくいたいなどの意味合いがあります。
自分が自分らしくいられるためには、お互いに尊重され合っている環境に身を置くことが大切だとわかりました。
何度も何度も自分に問いかける中で、少しずつですが、自分がどういう人間なのか、なにを大切にしたいと思っているのかがみえてきたように思います。
社会復帰までに考えたこと
病気になって最初はとにかく焦る。何をするにも焦る。
休んでるし。収入も無いし。(厳密には減る。後に傷病手当金を知る。)
罪悪感が半端ない。(この時は彼女だった妻と同棲中。)
でも、何をするにもしんどい。全身が鉛みたいに超重い。
ベッドから降りるのもしんどい。トイレに行くのも超身体が重い。
洗濯とか最高に高負荷ミッション。
そんな中でも最初からずっと心の中にあり続けた、唯一の希望でもあったことは、「とにかく早く普通の生活に戻りたい!!!」という自分自身への最大の願いでした。
意識してきたことは、働く姿をイメージして、そこに向かっていくこと。
この休養期間を、新たな転機にして、新しいキャリアを、新しい人生を築きたいということでした。
よく自分の軸、価値観、信念など、色々な呼び方がありますが、結局、自分が自分の人生をどうしたいのか?が本当に大切だと感じました。
自分がお世話になった方によく言われていたこと。
「結局、お前はどうしたいんだ?」
シンプルだけど、究極の問いだと思います。
自分を突き動かす、行動の源泉であり、迷ったときに立ち返る原点です。
待っていた最高の会社
2019年4月、幸運にもご縁に恵まれて、ランスタッドに入社することができました。
新しい人生・キャリアを作りたいと願い、必死に自分と向き合い、社会復帰の準備、就職活動をしてきた自分にとって、ランスタッドへの入社は大きなプレゼントでした。
人生の節目である30歳の誕生日にランスタッドに入社できるなんて、なんて運命なのだろうと、心の底から感激し全心身が奮い立ち鳥肌が立ったあの気持ちを忘れることはありません。
新たな船出、人生の門出の瞬間、入社日に挨拶したオフィスでの光景。あの時の気持ちと光景が今でも忘れられません。
自分の軸、価値観、信念を明確にした上で入社したので、ランスタッドの価値観や考え方に共感しています。
人生は長くて、その中でも働くことはとても長い時間です。
働いて生きていく上で、自分の中のコアな部分とのフィーリングのマッチ。
この部分は本当に大事だと考えています。
「数打てばあたる」「とりあえず受けておく」「有名なところをいっとく」「給与がよいところを狙う」「福利厚生がいいところを狙う」という就職活動の方法もありますが、自分の場合は、しっかり自己分析をして、自分の中にある大切にしている部分や価値観、考え方とマッチした会社を選択できたことは、本当によかったと思っています。
頑張った甲斐があり、最高の環境で人生で一番長い約4年6ヶ月もの長期に渡って在籍して働くことが出来ています。
その間に子供も授かり、今年も無事に誕生日を迎え、3歳になりました。
充実したサポートや、社員ファーストなところ。相手を否定せず、多様性が認めてもらえ、受け入れられる文化。自分の価値観にフィットする最高の環境のおかげで、とてもよく過ごさせていただいています。
自分を知るということ
今回、自分が一番伝えたかったことは方法ではありません。
自分を知ることで、自分の人生をより良いものにできる!ということです。
自分の実体験から、今までの経緯・状況から、劇的に変わった自分の人生経験をお伝えして、誰かのきっかけや希望になれたらこれ以上嬉しいことはありません。
まだまだこれからも、新しい自分を探して、自分のことを振り返り、自分のことをたくさん知ってアップデートして、人生を楽しく幸せに生きていきたいと思います。
長文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でもよろしくお願いします!
ライター:梶田
<梶田さんの過去の記事はこちら>
<ランスタッドメンバーの記事はこちら>