「仕事の柔軟性」「仕事に対する誇り」「職場での一体感」を感じた働くあなたのストーリー -vol.4-
ランスタッドでは、2023年5月22日から6月5日まで働く皆さまを対象に「仕事の柔軟性」「仕事に対する誇り」「職場での一体感」を感じたヒューマンストーリーを募集するキャンペーンを実施し、たくさんのご応募をいただきました。でも、なんでこの3つがキーワードなの?って思いますよね。実はこの3つ、心地よく感じる仕事の決め手の三大条件なんです!*1
仕事をしていて心地いいと感じることなんてある?そう思うかも入れません。でも、ちょっと思い出してみてください。仕事をしていて“今の会社、なんか働きやすいかも”と感じるとき、“なんか楽しい”と思えた瞬間、”誰かによろこんでもらえたとき”、それはきっと、あなたがお仕事を心地よく感じた瞬間なんです。
いただいたストーリーの中から厳選した20のストーリーを、審査員からのコメントとともに4回にわけて紹介してきたこのシリーズも、今回いよいよ最終回。どんな心地良く感じる仕事と出会えるでしょうか?
<story 16>
全ての出会いに感謝。スポットで試験監督として3年目を迎えた。3年間の中でたくさんの出会いがあった。スタッフ。年齢も性別も経歴も異なるスタッフが、試験の成功という目標に向けて真摯に各自の与えられた仕事を行う。目標達成へのスタッフの情熱はとても素晴らしく、共に働ける歓びと誇りを感じる。受験者。長い時間をかけて取り組んだ成果を結果に結び付けるという人生の大きな節目。その節目に立ち会えること自体がとてもありがたいことであると感じる。試験監督は、受験者が持っている力を最大限に引き出し、悔いのない様に試験に挑める様に努めることが出来る素敵な仕事だと感じ、その瞬間に出会えることに感謝をしている。全ての出会いに、ありがとう。
<審査員コメント>
なかなか表舞台に立つことのない試験監督のお仕事ですが、素晴らしいチームワークと誇りを持って仕事をしているのをまざまざと感じることのできる内容でした。誰かの人生の節目に立ち会える仕事は本当に素晴らしいですね。
<story 17>
私はファーストフード店で、長年パートとして働いている。私の働いている店は少数精鋭でお店を回しているが、本当にチームワークが素晴らしい。それを一番強く感じるのが土日の混雑時に、50セット等の大量電話注文が入った時だ。この時は皆、自分の能力を目一杯発揮する。店内の仕事は、カウンター・ドリンク担当、品揃え担当が全て行う。厨房内は肉焼き、フライ、バーガー作成と分かれ、ひたすら調理する。私も若い子達に交じり、ひたすらバーガーを作り続ける。店内と電話注文の分と有るので、倍以上の量だ。それらの作業を、時間内にやり切った達成感と一体感は最高だ。私はこんな時、「心が一つになっている感じがする。」と思うのだ。
<審査員コメント>
忙しい時こそ実感できる、職場の一体感というのは素晴らしいものですね。似たような経験がある方も多いのではないでしょうか。投稿者ご本人が「チームワークが素晴らしい」と感じていらっしゃるのが、こちらもなんだか嬉しくなりました。
<story 18>
私はいまの工場で働くまで接客業しかしてきませんでした。工場はなんとなく閉鎖的なイメージ、また、黙々とこなすだけの仕事に情熱ややりがいといったものとは程遠いところだと勝手に思っていました。しかし、いま働いているところは思っていたマイナスなイメージなんてこれっぽっちもなく、毎日笑って働いています。みんながみんなを思いやって仕事をしているので効率もあがり、足りないところは補いあって、結果スピーディにうまくまわっています。上司にも恵まれ仕事仲間にも恵まれ、あのときの勝手なイメージでここを選ぶのをやめないで良かったです。
<審査員コメント>
まずは、それまでとは異なるお仕事に挑戦されたことに敬意を表します。そして笑顔と思いやり溢れる職場というのはとても素敵ですね。これから新たなことに挑戦する方を励ますエピソードだと思います。
<story 19>
57歳で派遣アルバイトとしてチャレンジした梱包業は、何もかもが初体験で新鮮でもあり、苦労も多くありました。まず一番に驚いたのはその扱う荷物の量と重さです。覚えることも多く、年下の先輩が手取り足取り教えてはくれましたが、失敗は日常茶飯事。その都度、「今度から気を付ければいいから!気にしないで!」と言ってフォローしてくれる先輩方。そして帰る時必ず「○○さんなら出来るよ。明日も来てねー!」と言って励まし続けてくました。感謝です。あれから3年、今では社員となり絆が深まった先輩方と共に、70歳まで頑張ろうと励まし合っています。
<審査員コメント>
57歳からの新たな職種へのチャレンジは、とても大変だったと思います。そんな中、フォローをして励ましてくれる先輩方がいる職場だったからこそ3年続けられたのかもしれませんね。素晴らしいチームワークの皆さんに脱帽です。職場の方にも今回の受賞を伝えて頂けると私達もうれしいです。これからもお身体に気をつけつつお仕事に励んでくださいね。
<story 20>
春から20年ぶりにパートに出ました。プラスチック包装袋を作る小さな町工場です。仕事は出来上がった包装袋の点検と出荷用の梱包です。他のパートさんや社長さんも全てベテランで、職人さんのような手際の良さです。しかし、こちらがミスをしても責めることなく、解決策や修正箇所を必ず指示してくれます。作業が遅れている場合には、さり気なくフォローをしてくれます。「気にしないで」と一言添えてくれます。社長さんは必ず目をかけ声をかけてくれます。先日は、作業のコツをマンツーマンで、丁寧に教えてくれました。作業は孤独ですがチームとしての連携と一体感が心地よいです。仕事終わりには、自然とやりきったと笑顔になれます。
<審査員コメント>
20年ぶりのパート、たくさん不安もあったのではないでしょうか。プロフェッショナルで優しい同僚や上司に出会えたことで、そんな不安が吹き飛んでしまったような、イキイキと働いていらっしゃる様子が目に浮かびます。
いかがでしたか?
あなたにとっての「心地よく感じる仕事」は思い浮かぶようになりましたか?皆さんの日々のお仕事の中で”心地よく”感じる瞬間が訪れますように。
ランスタッドは、ただお仕事を紹介するだけの会社にはなりたくないと思っています。ランスタッドと出会ったすべての方の“本当の思い”に寄り添い、一人ひとりが、それぞれに「心地よく感じる仕事」を見つけてほしい。私たちは、そのためのサポーターでありたいと思っています。
*1 2022年「エンプロイヤーブランドリサーチ」より、日本の働き手が勤務先を選ぶ際に最も重要視する基準は給与水準の高さや福利厚生の充実度と並び、快適な職場環境が最上位(55%)でした。また、働く意識調査「ワークモニター2023」によると、世界の働き手は柔軟性と帰属意識を求めるようになっており、報酬も重要ですが、職場でどのように扱われ、どのように感じるかということを非常に重要視しています。