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社内ではじめて大運動会をしてみたら、短時間で心の距離がギュッと縮まった話

ランスタッドではコロナが落ち着いて来てからというもの、それまでのイベント自粛の反動なのか社内イベントがとても増えました。

2023年6月に実施したウォーキングイベントでは、歩いた距離に基づいた金額を寄付するチャリティイベントと絡めて、日本橋支店を出発点として、すでに気温が30℃前後と暑い中で都内を歩き回りました。
(日本橋から長野県の諏訪湖まで、3日間かけて歩いた猛者もいました!)

先日は事業部をまたいだフットサルイベントを行い、ドラマチックな展開を迎え、大団円で幕を閉じました。

そして今回は2023年11月に、首都圏エリアで大運動会を実施しました!

書き手である私、野口はランスタッドに新卒で入社して16年目になりますが、会社で運動会を行うのは今回がはじめて。
せっかくなので今回は、運動会の様子をレポートしてみようと思います。


つながるのきっかけとしての場づくり

コロナ以降、ランスタッドでは在宅と出社のどちらでの勤務も可能になり、在宅勤務を選択する人が増えました。
その一方で最近は、人とのつながりを求める声も多く、冒頭で触れたようなイベントを会社が開催すると、集まる社員が増えたような実感があります。

実際、私自身も休みの日に会社の人たちとのイベントに参加することはこれまでほとんどなく、なかなか気が引けるタイプなのですが、最近は何となく顔を出すようになりました。顔を出してみると、普段の仕事の場面では見られない、同僚の新たな一面が見られることも新鮮でおもしろいなと感じるようになりました。

そんな経緯や社内での呼びかけもあり、今回の運動会では40名近くの社員が参加してくれました。


大運動会当日!大人の本気モード

2023年は夏の猛暑が長く、11月になっても、まだ25度前後の気温が続く中でしたが、11月某日に大運動会が実施されました。

午前10時、埼玉・東京・千葉・神奈川など、首都圏エリアで働く面々が、大宮のグラウンドに集結してきます。中には、すでに退職している社員や、家族連れの社員、新卒の内定者も参加していました。
私も写真撮影・レポートの担当として動きつつ、参加者として競技に出ました。

久しぶりの再会で旧知の仲を温めたのち、支店長から当日の運営に関する説明とプログラムの説明があります。
チームは4つに分かれており、各チーム男女混合。種目は全部で7つありました。

①50m走
②玉入れ
③ドッヂボール
④大縄跳び
⑤お子さま競技
⑥大玉転がし
⑦チーム対抗リレー

やるからには全力で!「大運動会のしおり」も気合十分です!

説明もそこそこに、定番のラジオ体操での準備運動がはじまります。
体操で身体を慣らして、早速1種目目の「50m走」がスタート!

<50m走>

久しぶりに運動する大人たち。1種目めから全力疾走、本気モードです。

手を大きく振りかぶって地面を思い切り駆ける!キッズもかろやかに駆け抜ける!

しょっぱなから50m走は、皆さんなかなかハードそうでした。
大人たち全員が本気の脚力で走り切ったので、over30の皆さんは脚の疲労とスタミナ不足でゼエゼエ。

20代のメンバーはまだ余裕のありそうな表情をみせていて、私自身もover30組として日々身体が衰えないように体力をつくる大切さを痛感しました。

<玉入れ>

2種目めは、「玉入れ」
2チームずつに分かれて、3分間で隣のチームより多くの玉をいれます。

とにかく玉をいれまくる!

はじまってみると、玉入れのカゴの高さが想像以上に高く、なかなか玉が入りません。拾っては投げ、拾っては投げを繰り返し、3分の競技時間でしたが、over30の私には体感10分に感じ、結構な疲労感に襲われました。

2種目を終えてヘトヘトな大人たちが増えた頃、そろそろ休憩かなと思いきや、当社の運動会はそんなに甘くはありませんでした。
 

<ドッヂボール>

得点の計算もそこそこに、3種目めのドッヂボールがはじまります。

外野でパスを回しつつ機を狙う。助走をつけてフルパワーで投げる!

2チームずつに分かれ、それぞれの勝ちチームずつと負けチームずつで計4試合を行い、1位のチームから順番に高い点数を得られます。

もう、完全に童心に戻った大人たち。本気でドッヂボールに取り組み、みんながいい顔をしていたことが印象的でした。

普段は所属も年齢も異なるメンバーが一致団結して勝ちに執着し、次の試合に待機しているチームのメンバーも外から応援します。

ドッヂボールあたりから、1種目め、2種目めまでは未だぎこちなかったメンバーたちに一体感が生まれ、チームとしての結束も強まってきたように感じました。


<大縄跳び>

ドッヂボールを終えて、ヘトヘト+お腹が空いてきた大人たち。
午前の部はこれで終わりかなとみんなが思っていましたが‥‥‥、昼食前に「大繩跳び」がまだ控えていました。

限界突破!体力をふり絞って!というチームと、まだまだこれから!ひと際高く跳ねるチームのコントラスト

大縄跳びでは、みんなが飛びやすいように大きく、一定の速さで縄を回し続ける必要があり、縄を回す人がキーマンになります。
みんなが跳びやすいように、体力のある男性メンバーが回し役に。

真ん中を境に、背中を向き合うようにして、それぞれ回し役の方に向かって跳び続けます。掛け声は「イチ!ニ!」と全員で合唱しながら、全員で少しでも多く跳べるよう、力をふり絞ります。

2チームごとに分けて2回の大繩跳びを行い、一番多く跳べたチームは連続で25回! もう大人たちは全員、MAXでお腹が空いていました。


<お子さま競技>

そして前半ラストは、子どもたちが主役の「でかパン競争」でした。
親子で参加する障害物走で、コースの途中で大きな袋に親子で入り、ゴールを目指して走る競技です。

腹ペコで判断力が落ちた大人と普段やりなれないことをする子どもたちでは、なかなか袋に入るのが難しく、手こずってしまうペアもありました。

でも、見ている側も思わず笑顔になってしまう微笑ましいこの競技で、親子たちはその絆をより深めることができたのではと思います。

やっとの思いでお昼ごはん

前半の競技も終わり、各々昼食へ。
この日は太陽も出て、暖かい陽気だったので青空のもとでランチをすることができて、大人も子どももリフレッシュになりました。

また、ごはんが終われば早々に、子どもたちは大繩をエンジョイ。ここでもやっぱり、大人たちは体力勝負ですね。普段は私も2児の父なので、家族連れの社員たちに混ざって一緒に子どもたちと遊びました。

昼食休憩後はいよいよ後半戦、大詰めです!
控える種目は、「大玉転がし」「チーム対抗リレー」の2つ。

<大玉転がし>

大玉転がしは各チームが2手に分かれて、1つの大玉を計2往復転がします。
玉を速く転がそうと意識すると、コントロールが難しく、意外とまっすぐ転がってくれません。

ひとりが舵役、ひとりが転がす役に分かれてうまく転がすペアや、とりあえず思い切り前に転がしていく作戦のペアなど、戦略はさまざまです。

子どもたちは自分たちの背丈と同じくらいの玉を転がします。
まっすぐ転がすのも、これが意外とむずかしい。

午後イチからフルで大玉を転がして、だいぶお昼ごはんも消化できました。

午後には大人も子どももすっかり打ち解けて、和気あいあいとした雰囲気を感じました。

<チーム対抗リレー>

ラストは「チーム対抗リレー」で、200mのトラックをチームで分担して走り、順位を競います。

また、大運動会という名のもとに開催しているイベントとして、やっぱり気になるのは各チームの順位。
4チームあり、リレー前の時点で1位とビリのチームの得点差が220点でした。

圧倒的な差があったところ、今回は大逆転チャンスとして、リレーで1着だったチームは300点がもらえることに!
ここまで点差を広げられていたビリのチームも、一気に1位に躍り出ることができるとわかり、参加者全員の本気モードのギアが上がりました。

どのチームもしっかり話し合って、走る順位やバトンの渡し方などを打ち合わせしていました。

その結果‥‥それまで首位を維持していた強豪チームが、2着をさらに引き離し、実力の差を見せつけてゴール!
(※こちらのリレーは、全員参加だったため写真が取れませんでした(゜゜))


普段の仕事から離れるからこそ、近づく距離もある

全種目が終わった後は、結果に関わらずみんな笑顔で談笑していました。
スポーツを通じて、普段仕事の場で関わるよりもずっと短い時間の中で、それぞれの距離感が近くなったような気がします。

運動会が終わってからも、そのまま何人かで飲みにいったグループや、となりのコートでサッカーを楽しんだメンバーもいました。

私自身も冒頭に触れた通り、休みの日に会社の人たちとのイベントに参加することはこれまでほとんどなく、なかなか気が引けるタイプです(2回目)。

でも、前回のフットサルや今回の大運動会への参加を通じて、業務外で社内の人と触れ合うことで、仕事では見たことのない一面もたくさん見られるので、通常の業務でもより親しみを持って接することができるようになると改めて実感しました。

在宅と出社とを併用できる環境に働きやすさを感じる反面、社内の他部署の方々とのコミュニケーションの機会が減っていることも感じていたので、今回のようなイベントが開催されることや、参加できたことに、よかったと思いました。

そう感じたのはきっと私だけではないはず。
最後の集合写真が、全員の満足度を物語っていると思います。

見よ、このやり切った笑顔を(1位のチームが1本指、2位のチームが2本指でポーズ(小ネタ))

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ライター:野口

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