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全国各地にいる社内のパパママと座談会をやってみたら、気持ちをシェアすることで救われることもあると気付いた

ランスタッドのnoteには、社内で執筆メンバーを募集した際に集まった30名以上の社員が参加しています。個性的な記事が並ぶ中、執筆メンバー内にはワーママ・ワーパパが多数在籍していることもあり、子育てに関する記事を目にすることが多い印象です。

そこで、運営メンバーは思いつきました。
執筆メンバー内でパパママ座談会したらおもしろいんじゃない?

これまでは、子どもを持つ親同士だと知りながらも、普段業務をしている中、ましてや全国各地の拠点やリモートで働くメンバーも多いため、なかなかプライベートのことまで話す機会がありませんでした。

せっかく共通の話題を持つ仲間にnoteを通じて出会えたのに、このままではもったいなさすぎる!!ということで、座談会開催を決めました。

そこで今回は2023年11月に実施した、note執筆メンバーによる『パパママ座談会』の様子をお届けします。座談会は予定の時間を大幅にオーバーするほど盛り上がり、聞いているだけでも背中をさすられ、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだな」と思えるような温かい時間になりました。
書き手は、時短ワーママでnote編集チームに所属している、うえだです。


参加メンバーと事前アンケートの内容

今回この座談会に参加してくださったのは、note執筆メンバーのワーパパ&ワーママ4名。運営メンバーからは、時短ワーママの私と、将来働きながら育児をすることに興味のある早川さんが参加しました♪

【ワーパパ】
齋藤さん 4歳と1歳のお子さんのパパ
野口さん 5歳と3歳のお子さんのパパ

【ワーママ】
mii*さん   4歳のお子さんのママ
みはらさん 7歳のお子さんのママ
うえだ   2歳のママ

それぞれのお名前のところに記事リンクを貼っています♪

今回のパパママ座談会実施に向けて、運営メンバーで事前アンケートを作成し、当日参加してくれるパパママの皆さんに13個の質問に回答いただきました。

座談会参加者にむけたアンケートだったため、母数が5名と少なめではありますが、座談会の当日は、それぞれ回答いただいた質問をグラフにして、参加者の皆さんにもシェアしながら話していきました。

あらためてグラフにしてみると、意外ときれいに分かれたな~と感じましたが、ここから先は、座談会用に3つに選抜したトークテーマに沿って、当日集まったパパママの生の声をお届けします!


『子どもを授かったとき、今の働き方に不安はあった?』

――まずは1つ目のトークテーマですが、子どもを授かったとき、今の働き方に不安はありましたか?
不安があった方もなかった方も、それぞれ聞いていきたいなと思います。

【不安はなかった派】
みはらさん:
私は前職のときに子どもを授かったんですけど、不安はなかったですね。むしろ残業・徹夜が当たり前の職場で、産休も育休も取らないでと言われていたくらいだったので、取ったら職場復帰できないようなところでした。正直子どもを育てながらは続けられないなと思ってたので、育休取り切るぞ!くらいに思っていました。

【不安があった派】
mii*さん:
働きながら子育てや家事の両立ができるかとか、急な発熱等でのお休みに対する理解などが得られるかなど、漠然と不安でしたね。同じ部署に一人ワーママがいて、突発的なお休みに対しても周りの人は嫌な顔はしていなかったのですが、本人はいつも「すみません、すみません」と申し訳なさそうにしていたのが印象的でした。

【不安はなかったが途中から不安になった派】
野口さん:
妊娠直後は何も考えていなくて「やったー!」と思っていたんですよね。でも奥さんが「子どもが生まれたら大変だよ」と、復職後の話や幼稚園・保育園の話を聞いて、大変さを自覚しはじめ不安になっていった感じでした。奥さんからの情報で意識が変わっていきました。

今回参加してくれた4名のパパ・ママですが、不安がなかった方が1名、不安だった方が1名、途中から不安になった方が2名と、見事にバラバラな回答でした。


『ワーママ・パパになって一番つらかったこと/同僚や上司にかけてもらった言葉、してもらったことで一番うれしかったこと』

――それでは2つ目のテーマ、『ワーママ・パパになって一番つらかったこと/同僚や上司にかけてもらった言葉、してもらったことで一番うれしかったこと』について教えてください。

齋藤さん:
●つらかったこと
飲み会や土日のイベントに参加できなかったことが苦しかった。主催していたフットサルに参加出来なくなったりとか、周りに「最近付き合い悪いよね」と言われるようになったことが悔しかったかな。

●うれしかったこと
子どものことや家庭のことで何か仕事ができなくなってしまったときに、「仕事は他の人でもできるがお子さんのパパは世界中であなた一人しかいない」と言ってもらえたことですかね。

野口さん:
●つらかったこと
強いていえば、夫婦2人きりで会話する時間が少なくなったことかな。会話も子ども中心になっているのを感じます。
でも、子どもが生まれた時に奥さんからの提案で「何があっても子どものことを優先する」という意味で『子どもファースト』というスローガンを決めていて。そこの目線を揃えることは大事だなとも思っているので、あまり言えないんですけど、やっぱりすこし寂しいですね。

●うれしかったこと
MTGとかに子どもが乱入してきてもwelcomeな雰囲気がありがたいなと思っています。WEBでの商談中にも登場してしまう場面があるんですけど、子どもの話で和んだり盛り上がったり。お客さんも理解してくださるので、温かいなと感じますね。

以前までは自由にできていたことができなくなったり、夫婦の関係性が少し変わったりする反面、みなさん周囲の温かさを感じているようでした。


『会社にこんな制度があったらもっと働きやすいのに!』

――3つ目のテーマ、『会社にこんな制度があったらもっと働きやすいのに!』に移りたいと思います。事前アンケートでは皆さん興味深い回答をくださってましたね。

みはらさん:『子どものイベントは公休』で!
そしたらいざと言う時のための有給を取っておかなくて済むからです。特に小学校とかって2週間前とかにイベントのお知らせが来たりするんですよ。運動会の日程が1週間ズレたりとか。ぜひ公休でお願いします!

齋藤さん:『家事代行チケット配布』の福利厚生!
妻が「掃除とか全部行き届かないよね…」と、できないことに関して劣等感を感じているところがあったので。一日単位だけじゃなくて、1時間や2時間だけでも、その一日がすごく助かるんじゃないのかなって思いました。

mii*さん:『勤務日数などの雇用条件をもっと自由に選択できたらいいのに』!
在宅勤務やフルフレックスはとてもありがたい制度だなと思いつつ、子育てとの両立を考えると週1回仕事がない日をつくるなど、自分に選択権があれば家事とかももう少し上手く回るかなと思います。

在宅勤務やスーパーフレックス制度など、働きやすい制度が整っているランスタッドですが、まだまだ改良の余地もありそうですね・・・!!


フリートーク『子どものSNS利用について』『お片付けについて』

座談会は大いに盛り上がり、残念ながらこの時点で予定していた終了時間になってしまいましたが、野口さん、mii*さんの2名が残ってくださったので、少人数でフリートークを決行!

子どものSNS利用について

野口さんより、お子さんのいる同僚とよく話題に上がる、お子さんのSNS利用についてのお悩みをいただきました。野口さんの同僚で、年齢が上のお子さんがいるご家族などは、すでに下記のような制限のもとでスマホを子どもに渡しているといいます。

・親の承認がないとアプリをダウンロード出来ない設定
・親のおさがりのスマホで自宅のwi-fi環境でないと使えないが、家の中という親の目が届く範囲でゲームもSNS投稿もしている

どこまで利用を制限するべきかを考えさせられる機会も増えていて、様々な策を講じているにも関わらず、親が気付かないうちに別アカウントを作成してしまっていたケースなども聞くといいます。

親よりも子どもの方が吸収が早く、SNSに詳しくなってしまうことも多く、親が上手く諭せないケースを想定すると、親の立場でもSNSや最新アプリの情報を勉強することが必要かもしれません。私自身も「世代じゃないからわからないわ~」なんて言っていられないなと、背筋が伸びる思いでした。

お片付けが出来ない!どうしたら楽しく自らやってくれる?

なかなか上手にお片付けが出来ないというmii*さんのお子さん。お片付け問題では、先輩パパである野口さんにお話を聞いてみました。

野口さん:
成長したら自然とできるようになる、トイレトレーニングと同じかなと。
僕も最初は「どっちが早くお片付けできるかな!?」とか、「片付けないなら片付けちゃうよ!わ~楽しいな!」とかやってたら、子どもの方が「どうぞどうぞ片づけてください」ってなっちゃって(笑)
奥さんは「片付け終わらないとテレビ見ちゃダメだよ」って言ってたけど、それはそれで反発しちゃって。難しいんですよね。
結局答えが出ないまま、自然にできるようになってました。

また、家ではお片付けが出来ない、ご飯もちゃんと食べないのに、幼稚園や保育園ではできるという子も。
普段頑張っているぶん、おうちでは少し甘えさせてあげようという考えもありなのかもしれません。


隣の芝は青い、じゃない。みんな必死なのだ。

育児をしているとどうしても周りと比べてしまうことってありませんか?私はあります。
「自分はダメな母親なのかもしれない」「こんなに大変なのはうちだけなんだろうか?」なんて思うこともしばしば。

ですが、今回同じワーママ・ワーパパのみなさんのお話を聞いて、「わかる~~~~~」と腹の底から共感することばかりでした。当たり前ですが、みんな必死なんですよね。

また、今回の座談会に参加したメンバーからも、座談会をやってみた感想をお寄せいただきました。

みはらさん:『存在する家族の分だけエピソード(ネタ)がある!』
似た状況はあっても全く同じ状況の人は居ないことを忘れず、でもでも自己開示する事は大事なので、相互コミュニケーションツールとしてファミリーネタを活かしていけたらいいなと思います!

野口さん:人と共有することで理解が深まった。
職場の人と育児について話すことがあまりなかったので、他の人のエピソードを聞いて、育児に対する考え方や取り組み方などの理解が深まりました。

mii*さん:似た境遇の先輩ママ・パパさんが社内にいることを実感できた事がとても心強く、情報共有できる場を設けてもらってとても充実した時間でした!子育ては大変な事の方が多いかもしれませんが、全国にいるワーママ・ワーパパさんたちも頑張っている事を忘れず、今後も両立頑張りたいと思います*

齋藤さん:ランスタッドでは、様々な課題を抱えながら業務と子育てを両立している社員が多くいることが分かりました。また同じ業界の仕事をしているからこそ相談しやすいことも多くありました。

今後は、先輩ママパパさんから教えてもらったことを新米ママパパさんへ伝えていることも一つの役割であると思っています!手前味噌ですが、、、改めて良い会社だなーっと思いました!

子どもの成長とともに悩みは変わり、それが尽きることはないでしょう。自分の子育てに自信がなくなることもあると思いますが、そんなときこそ今回の座談会を思い出し、「仲間がいる!!」ということを忘れないでいきたいなと思いました!

みなさん、最後までお読みいただきありがとうございました♪

ライター:うえだ
座談会運営:早川

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