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社会人1年生だった私を振り返ったら、未来の自分のために1日1日を大切に過ごそうと思い至った

こんにちは。
春になると毎年、自分が新社会人になりたての頃を思い出してしまう、ランスタッドの早川です。

ふと考えてみると、特別な苦労もなく、なんとなく社会人経験を積んできてしまったなぁ。
社会人1年生だった私と今の私、実は何にも変わってないんじゃ・・・?
急にそんな不安にかられたため、今日は社会人になって13年目の私が、社会人1年生の私をちゃんと振り返ってみたいと思います。


とにかくメモ魔だった私

社会人1年生。私はとにかくメモ魔でした。

私が就職したのは、店舗の社員数が5人だけの賃貸不動産会社で、自分以外はみんな営業さん。
当時店長が私に事務の仕事を教えてくれましたが、店長とは言え営業の仕事もしていたため、私以外は全員外出してしまうこともしばしば。
つまり、不意に『分からないことをすぐに聞くことが出来ない状況』になってしまうことがあったのです。

そのため、教えてもらったことはとにかくメモ。
いつ1人きりになっても、メモを見返せばなんとかなるように、とにかくメモ。

教えてもらっている最中は『教える側』の時間をもらっていると考えていたため、当時はこんなメモの取り方をしていました。

①教えてもらいながら走り書き
②自分でやってみながら、メモにメモを追加
③家に帰ってからメモを仮清書
④翌日、間違いがないかを確認しながら作業、間違いや不足があればまたメモを追加
⑤家に帰って本清書(ようやく1つのメモ完成!)

とにかくメモ魔だった、社会人1年生の私。今はそんな『メモ』さえデジタル化されて、情報の追加やアップデートも楽な時代になりました。


「次の仕事をください!」が口癖だった私

社会人1年生。入社したばかりで、まだ自分で仕事を見つけられなかった私は、常に次の仕事をせがんでいました。

口癖は「〇〇終わりました!次のお仕事ください!」(笑)

せっかちな性格の私は、持っている仕事を終えてふーっと一息、が、苦手でした。
その性格に加え、何もできない私を採用してくれた会社に対して早く何か返したいという気持ちから、少しでも早く仕事を覚えるために、少しでも早く一人前になるために、就業時間内にとにかく多くの仕事をこなせるようになりたかったのです。

今思うと、そんな『仕事ください魔』だった私は、もしかしてウザかったんじゃないだろうかと思うこともあります(笑)が、きっと一生懸命さは伝わっていただろうと思うことにする!

実際にそんなに急がなくていいよ、やることなくなっちゃうよ、と言われることもありましたが、本当に何もなければファイリングや古い書類の破棄、整理整頓に徹していました。


毎日お弁当を作っていた私

社会人1年生。当時の手取りは13万円。
決して多くはないお給料の中で、節約しやすいのは日々の食事でした。

当時は実家暮らしでしたが家族と生活リズムが合わなかったため、仕事終わりにスーパーで買い物をして、家族が寝静まった後に自分の夕飯と翌日のお弁当を作るのが日課でした。
お弁当と言ってもごくごく簡単なものですが、仕事終わりにスーパーでおつとめ品の食材を買って、費用を安く抑えられるのが楽しかった記憶があります。

職場の近くには八百屋さんもあって、外出の予定がある日には通りすがりに日替わりセールを横目でチェック、ほしいお野菜があったらお昼休憩中にダッシュで買いに行くのもまた一つの楽しみでした。

当時のお弁当:余った野菜をなんでも入れられる『かき揚げ丼』

店舗は駅前の大通りに面した1階でガラス張り、自席はカウンターに座る営業さんのすぐ後ろの席でお客様からしっかり見える位置にあったため、普段の昼食は2畳ほどのバックヤードで食べていました。
外食ランチは月1回と決めており、すぐ隣の定食屋さんで月替わりメニューを食べるのがとても楽しみでした♪
(ちなみにお気に入りは夏季限定、オクラやめかぶが乗ったのネバネバ丼♪)

過去の自分が今の自分を形成していたことに気が付いた

13年前の自分を振り返ってみて気付いたこと。

未だに新しいことを始める時や、新しく何かを覚える時には必ず事細かにメモを取ってしまう習性があるし、「終わった!次!」な性格も変わっていません(お弁当の持参頻度は明らかに減りましたが(笑))。

メモを取る習慣は、誰かに業務について質問を受けた時、すぐにメモやマニュアルを引っ張り出せることにも繋がっているので、自分の中でポジティブに受け取ることにしています。
頭の中の引き出しの使い方もうまくなったのかも?

ブックマークに保存されている30個以上のマニュアルたち(w)

変わらないものもある一方で、変わったこともありました。それは、突発的に発生する業務に移る時の頭の切り替えがスムーズにできるようになったこと。『仕事ください魔』だった私があまりに仕事をせがむので、当時の先輩たちは色々な仕事をさせてくれました。草むしりをしている最中に急遽物件案内を依頼されたり、契約書の作成中に急遽銀行への入金を依頼されたり。

時には「10分以内に入金して!」なんて無茶な依頼もあったけれど、突発的に様々な依頼を受ける機会をたくさんもらってきたからこそ、今の自分があるのかもしれません。

メモ魔だった過去の私。後輩ができた今、メモやマニュアルを引っ張り出して教えるのに役立っているよ、ありがとう!仕事ください魔だった過去の私。突発的業務の頭の切り替えに役立っているよ、ありがとう!毎日お弁当を持参していた過去の私。料理のレパートリーが増えたのは、毎日お弁当を作っていたおかげだよ、ありがとう!

そんなに苦労することもなく、なんとなく社会人経験を積んできてしまったと思っていたけれど、振り返ってみればちゃんと今の自分を形成するための経験をしていたことに安心しました。

今日の自分を作っているのは過去の自分で、今日の自分は明日の自分を形成する材料。1日1日を無駄にすることなく、しっかり生きていきたいなと思える振り返りでした。

<ライター:早川

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