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ゆるふわワーママになった私が、バリキャリを目指していた新卒時代をふりかえってみた

春ですね。
20代最後の春なので、今日は新卒のときの自分に会いに行ってみようと思います。


パンプス痛いよね~~~

いまでこそスウェットにデニムで仕事をしていますが、当時はTHE・オフィスカジュアル!を目指し毎日パンプスを履いて通勤していたものです。

最初はコツコツ鳴る足音が大人っぽく感じて嬉しかったのですが、ご想像の通りパンプスで通勤するのはなかなかの疲労感。

おまけに当時は過去最高レベルの重量を全身にまとっていたので、その責任がすべて足の裏に集中!足の裏、ごめんね。

大丈夫。7年後のあなたは冠婚葬祭用のパンプスしか持っていないわ。

ゆるふわのお告げ①


朝起きられる人を心から尊敬

いま振り返っても、大学時代は本能のままに生きていました。眠いときに眠りたいだけ眠り、講義や約束をすっぽかすことなんてしょっちゅう。

そんな生活を4年間続けていたので、社会人になりたての頃は朝起きるのがそれはそれは大変でした。

夜は夜で慣れない仕事でくたくたで、お風呂も入らず寝落ち→朝飛び起きてシャワーをして出る、なんていう日々の繰り返しで、「こんなことを5日間も続けるの・・・?」なんて本気で思っていました。

大丈夫。そのうち体力がついてきて、「時間は有限」ということに気が付き、寝るよりもやりたいことが出てくるわ。

ゆるふわのお告げ②


希望の部署じゃなくて正解よ

私はそもそも、求職者の方と面談がしたくて人材業界を目指し、ご縁がありいまのランスタッドに入社しました。
ですが、当時配属された部署は営業事務。「私がやりたかったことはこれじゃない・・・」とそれなりにショックを受けました。

契約書の作成がメインだったので、法律の勉強はもちろんのこと、初めて使う社内システムに悪戦苦闘する日々で、文字通り頭がパンパン。クライアントやスタッフの皆さん、営業部との連携も必須で、コミュニケーション能力も重要でした。

たしかに、これは当時の私がやりたかったことではありません。だけど、このときの経験と出会えた人たちのことは、7年経った今でもずっしり、ほわ~っと温かいまま心の中に残っています。

いま私はフルリモートで勤務していますが、「ひとりは寂しいなあ」と思うときに思い出すのは、いつもみんなで働いていた当時のオフィスなのでした。

あなたは本当に周りの人に恵まれている、とんでもなくラッキーガールよ!

ゆるふわのお告げ③


自分のミスは認めなさい

まだ仕事に慣れない中で迎えた繁忙期。どうにもこうにも一人では抱えきれず、先輩方に業務をフォローしていただいたことがありました。30人分の契約書を手分けして作成するようなイメージです。

私だけではなく部署全体がとんでもなく忙しかった中、先輩方の協力のおかげでなんとか仕事を終えられたと思った矢先、ミスが発覚しました。それは私の担当ではあったものの、フォローしてくださった誰かが作ったものでした。

私はとっさに「いや、私が作ったものではないです・・・」と言ってしまったのです。今思い出してもその未熟さに胸がヒリヒリします。

たしかに私の直接的なミスではないかもしれません。だけど、担当者は間違いなく私で、私一人ではできなかったから他の人にフォローをお願いしたわけで。今なら責任は私にあると思えますが、当時はそれを素直に認めることができませんでした。

それは不健康なプライドよ。自分のミスを認めて心から出た「すみませんでした」は、言い訳をするよりもずっと気持ちを軽くしてくれるわ。

ゆるふわのお告げ④


お酒の用法・用量を見直しましょう

当時の週末の楽しみと言えば、友だちとお酒を飲んでたくさん眠ること。毎週必ずと言っていいほど予定は埋まっていたものの、その中身は同じことの繰り返しでした。

気心知れた友人や大学時代の先輩・後輩と、同じような場所で同じような会話をし、同じような時間を過ごしていました。それはそれで楽しかったけど、いまの私から見ると「もったいない!」と思ってしまいます。

東京にいて、自分でお金を稼いで、土日はしっかり休めて、子どももいない。

もっとアンテナをひろく、360度見渡してほしい!
気になる場所にはどんどん出かけてほしい!
いつも同じじゃなくて、いろんな人と交流してほしい!

お酒や睡眠よりも、素敵なことに出会えるはずです。

7年後、あなたは熊本でママになっているの。信じられないでしょう。
いまのうちに思う存分東京ライフを楽しんでちょうだい。

ゆるふわのお告げ⑤


誇れるエピソードはないけども

今回新卒のときの自分に向けた記事を書こうと決めたとき、最初は言葉が出てきませんでした。いろんな人の「過去の自分」について書かれた記事を読んでいると、汗と涙でいっぱいのアツいエピソードが語られているのに比べて、私にはそんな思い出はないと思ったからです。

社会人になって8年目になったいま、なにか成果を残せたわけでも出世したわけでも、キャリアアップしている実感も正直ありません。

だけど、振り返ってみると、私は私なりに成長しているし、私なりにがんばってきたということがわかりました。「私なりに」っていうのがポイントです。

社会人になると、嫌でも世間や会社から評価されます。だけど、それはいち意見にしかすぎず、一番大事なのは「自分で自分を認めてあげること」だと、20代最後になってようやく最近気が付きました。


いまの私は、当時思い描いていた姿とはまったく違います。後悔も少なからずあります。そして、いまもいろんなことに悩んでいます。

だけど、それでいいんだよ!と当時の私に言ってあげたい。ヒリヒリする思い出も、恥ずかしい経験も、後悔も、悩みも、ないよりあったほうが噛み応えのある人生になるんじゃないかなあと思うのです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

<ライター:うえだ

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