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2泊3日を共にしたことで見えた大手人材会社で働く『成果を出す社員』の共通点と揃って口にした言葉

2023年4月。
それは、突然招集された『なんだかよく分からないオンラインミーティング』から始まりました。
メンバーを見ても、知らない社員ばかり。

ミーティングが始まって早々、CEOから聞いた言葉は、「皆さん!おめでとうございます!」でした。

およそ2500人の社員の中から集められた29人。
『2022年に大きな成果を出した社員(=ハイパフォーマー)』が集められたとのことです。

そしてミーティングの内容は…
なんと、それぞれの大きな成果をたたえるための2泊3日の長崎人気テーマパーク旅行への招待でした!

私自身は『全体で約300名が所属する部門でトップ3に入る雇用を創出し、所属支店の売上目標144%の達成』という成果が招待の理由でした。
‥‥が、私の感覚では、支店メンバーの頑張りがあってこその結果だと感じていたため、「私が受賞!?」と驚きました。

今回の記事は、ランスタッドの早川が楽しい旅行の思い出‥‥ではなく、ハイパフォーマーばかりが集まる旅行で見えた『ハイパフォーマーの共通点』について書いていきたいと思います。

これからもっともっと仕事を頑張って行きたい方、頑張りたいけどどうすれば良いか分からない方、ハイパフォーマーを目指したい方や育てたい方などの参考になれば幸いです^^

初対面のハイパフォーマー同士が集う2泊3日の社員旅行

まずは今回の旅行の概要からお話させてください。

・招集されたメンバーは事業部も所属もバラバラで、初めましてのメンバーが大多数。
・2022年に大きな功績を残したメンバーが選出。
・年齢も経験も社歴もそれぞれ。

そんな29人が、2泊3日の長崎のテーマパーク旅行に招待されました。
旅行中は全員参加の団体行動、班ごとのアクティビティ、自由時間などもあり、とても充実したスケジュール。
現地集合、現地解散で、事前に仲を深めるための交流の機会は無し。

つまり、全然知らない社員をドーンと一ヶ所に集めて、2泊3日をみんなで楽しみましょう!という状況です。

同じ会社に所属しているとはいえ知らないメンバーばかりの環境、しかも宿泊となると、やはり最初は不安もありましたが、楽天的な性格の私は『うきうき』が上回り、待ち合わせ当日は意気揚々と出発しました(笑)

宿泊先ホテルの入口

"相手に興味を持つ"から始まるコミュニケーション

顔も名前も知らないメンバーばかりの旅行のはずが、複数名集まると会話が止まりません。
最初は「どこの部署ですか?」から始まり、共通する知り合いの話から普段の仕事の話、家族や友人の話など、どんどん話が広がり、終わりが見えません。

お互いがお互いに興味を持って話を聞く。だから話が弾む。
しかしどんなに話が弾んでいても、次の予定の時間になるとピタッと切り替えができるのもまた、ハイパフォーマーの特徴の1つだなと感じました。

私たちは普段の業務の中でも、取引先の担当者やスタッフさんから話を聞いて、相談に乗ったり、或いは何か提案をしたり。
事務処理を行う間接部門や何かのプロジェクトに関わるチームでも、担当部署と相談や確認をしながら進めたり。
社内外問わず、どんな業界でも、どの事業部や部署でも、コミュニケーションスキルは必須だと感じます。

普段の業務を円滑に進めることで、高いパフォーマンスを発揮しているであろうメンバーはやはり、初対面でも遺憾なくコミュニケーションスキルを発揮できるのだと実感しました。

とはいえ、「コミュニケーションスキルを高めたい!」と思っても、すぐに高まるものでもありません。
(実は私自身も、コミュニケーションが得意とは思っておりませんで‥‥)

だからこそ今回の旅行では、相手が話していることに積極的に耳を傾け、分からないことを尋ねたり、相手が話してくれたことに対しての感想を伝えることから始めました。
まずは耳を傾けること、質問することから始めてみるのも、コミュニケーションスキルを伸ばすための一歩として良いかもしれません。
 

遊びにも仕事にも!何事にも全力で挑む姿勢

旅行中には班対抗で2つのアクティビティがありました。
ARを使ったシューティングゲームと、パーク内での謎解きにチャレンジです。

シューティングゲームでは、船で無人島に渡り、虫に刺されることなど気もとめず、画面に表示される恐竜を迎え撃つべく白熱。
謎解きでは、最高気温25℃の快晴の中、汗だくになってパーク内を縦横無尽に疾走。
言ってしまえば『遊び』なのですが、メンバー全員全力で挑みました。

無人島に上陸!天気は快晴!

終わった後は汗でベタベタ、長距離移動で脚はパンパンに浮腫んでいましたが、チーム一丸となって取り組んだことへの達成感でいっぱいでした。
仕事だけではなく、遊びにも全力になれることも、ハイパフォーマーの特徴なのかもしれません。

ちなみに、全力で取り組むことは、上記で触れたコミュニケーション力を高めるよりも断然簡単!
「めんどくさい」「どうせ‥‥」と言う気持ちは一旦置いておき、まずは何かに全力で取り組んでみると、新しい発見があるかもしれません^^

役員層も受賞メンバーも全員、大真面目にシューティングゲーム!

お互いの成果を認めて称賛し合える前向きなマインド

自由時間には、誰から声を上げるでもなく、気付いたら集まっていることも少なくありません。
メンバーの誰かが話しているところを見かけると「お疲れ様でーす」と合流、それを見た誰かが「お疲れ様です!」と合流、こうして人数が増えていきました。

そんな時に始まる雑談では、お互いの功績を称え合ったり、今後の展望を語り合ったり、どうしたらより効率的に仕事ができるようになるかなどの建設的な雑談も多くありました。

メンバーは全員、間違いなく、とてつもない功績をあげた社員のはずですが、誰一人おごることなく、むしろ他者を褒めるのです。
それは自分と仕事の領域が異なるから。別のエリアで働いているから。職種が異なるから。
様々な理由があるとは思いますが、「本当にすごいね!」と敬意を表することを決して忘れないメンバーでした。

大人になって、褒められることが減ると、少し褒められるだけでもとても嬉しく感じます。
それに、褒めている側も気持ちが良いものです。

まずは小さいことでも、誰かを褒めてみる。
『褒める』という行為は、慣れないうちは少し照れくさくもありますが、相手の良いところを見つけられるとコミュニケーションもスムーズになるので、一石二鳥です!

受賞メンバーのおもてなし役として、率先してBBQを盛り上げてくださる役員メンバー

「ありがとう」の気持ちを忘れず、言葉にして伝えること

今回選出されたメンバーの中で、恐らくほとんどの人が口にした印象的な言葉がありました。

「私だけでは成し遂げられなかった結果です。」
同じ部署やチームのメンバーが支えてくれたからこそ、今自分がこの場にいるという言葉です。
人数の都合で招待されたのは1人でも、その背景にはサポートしてくれたメンバー、支えてくれているメンバーがたくさんいることを、ほぼ全員が口にしている姿を見ました。

2泊3日、多くの会話の中で最も多く聞いた言葉は、「ありがとう」という感謝の言葉でした。

また、運営事務局がサプライズで手配してくれた、各メンバーが所属しているチームからのお祝いメッセージ動画には、感謝のあまり涙が止まりませんでした。
2泊3日という長い不在期間にも関わらず快く送り出してくれ、時間をかけて、まるで結婚式のような動画を作ってくれたのです。

動画の初めに私のことをニックネームで呼んで安心させてくれたこと。
妹のように可愛がってきた後輩が「不在の間は任せてください!」と言ってくれたこと。
普段は声を張らない同僚が大きな声で感謝を伝えてくれたこと。
長年一緒に働いてきた同僚が工夫を凝らして可愛い動画に仕上げてくれたこと。
何度もNGが出る動画撮影中ずっとカメラを構えて撮影してくれていたこと。

全てがあたたかく、優しい気持ちに包まれました。
離れているため出来ませんでしたが、もし近くにいたら、きっと「ありがとう!!」と抱き着いていたでしょう(笑)
動画を見たすぐ後、遠く離れている支店メンバーに「大好き」の言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えました。

「ありがとう」と、感謝の言葉を口に出す
たった5文字の素敵な言葉です。
少し意識さえすれば、簡単にできることだと思います。些細なことですが、とても大切なことだと改めて気付かされました。

プロジェクションマッピングでサプライズ!

まとめ「ハイパフォーマーになるために、今日から意識できる4つのこと」

2泊3日を通して私が気付いた『ハイパフォーマーの共通点』と、すぐにできることをまとめてみました。

・”相手に興味を持つ”から始まるコミュニケーション
・遊びにも仕事にも!何事にも全力で挑む姿勢
・お互いの成果を認めて称賛し合える前向きなマインド
・「ありがとう」の気持ちを忘れず、言葉にして伝えること

特に、全員が揃って口にした「ありがとう」という感謝の言葉は、上記の中で最も重要だと感じています。

どんなに感謝していても、言葉にしないと相手には伝わらないから。
私も他のメンバーと交流する前は、こんなにも沢山の人たちが、自身をサポートしてくれる人たちに日々感謝していることに気付いていませんでした。

口には出さないけれど、日々、多くの人が誰かに対して感謝していると気付いたことで、その気持ちを言葉にして伝える大切さを改めて感じました。

事務局がサプライズで用意してくれた、長崎名物"カステラ"

もし「自分の中の何かを変えたい」と感じている方がいれば、ありがとうを伝えること、あるいはそれ以外でも、何か一つでも取り入れてみると、何かが変わるかもしれません。

今日よりちょっとだけ素敵になった自分をイメージして、小さなことから始めてみてはいかがでしょうか^^?

最後までお付き合いいただいた皆さまにも感謝の言葉を添えて締めたいと思います。
"ありがとうございます!!"

ライター:早川

<早川さんの過去の記事はこちら>

<ランスタッドメンバーの記事はこちら>

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