少年時代から自転車で日本全国を走り回ってみたら人生が変わった
皆様、こんにちは!ボンちゃんです。さて、早速ですが…
「人生が変わった」
よくよく振り返ると「あ~、あの時のあの出来事がなければ、きっと今頃は…」と思うことはよくあることかと個人的には思います。
私にも人生のターニングポイントは思い返せば数知れずありますが、最初の「人生が変わった」ターニングポイントはこれからお話しする部分になるでしょう。
走ることは好きですか?
「はい、大嫌いです」
幼稚園から小学校3年生頃の私は、間違いなくこう答えていたに違いないでしょう。
当時、私は引っ込み思案で恥ずかしがりやで人前で何かを話したり、運動したり、遊んだりすることが苦手でした。
かけっこをしても足は遅く、大抵はいつも後ろの方。
何か演奏や劇の発表会があっても目立つ役でもなく。
(当時のアルバムを見ると何もせずに、ただただ泣いている私がそこにいいました 笑)
聞くところによると、当時の私は幼稚園や学校に行きたがらず、泣きわめき、よく親には迷惑をかけていたそうです。
そんな昔を思い返したり、親や親族からそんな昔話を聞いていると、今と昔の私にギャップを感じてしまう部分が私自身にあります。どうやら私の人生や性格はどこかで変わったポイントがあったようです。今回はそんな話をしていくことにします。
大冒険に踏み出した一歩
「自転車で筑波山に行ってみるか?」
私が小学4年生になった頃、私の父が突然そう提案してきました。
当時、空前のマウンテンバイクブームが到来していた時代でもあり、父・私・弟(当時小学2年生)はマウンテンバイクを手に入れていました。
家のあった千葉県柏市から茨城県の筑波山までは片道およそ70kmです。
当時の私と弟からすれば破格の走行距離だったことでしょう。
何度かトレーニングをしたのち、夏休みに筑波山へサイクリングをしてきました。一泊二日のサイクリング旅行でした。
人生初の大冒険でした、当時の私たちにとって。
(当時の写真は残っておらずですが、後に続く冒険の続きの写真は残っていたので後述にて添付します)
その時の心境やどういったことが起きていたかはあまり覚えていないですが、最後、筑波山から家に帰ってきたとき、
私がそれまでに見せたことのない笑顔を見せ、達成感と喜びに満ちた口調で「やったーー!!」と叫んでいたと母が教えてくれました。
実はこの冒険が私の人生を変えてくれた最初の出来事でした。
走ることは好きですか?part 2
「はい!大好きです!!」
小学4年生以降の私は間違いなくこう答えていたに違いありません。
筑波山までのサイクリング後、私の周りで起きた変化は2つありました。
①クラスや周りの人たちから注目されるようになったこと
②速く走れるようになり、陸上部に転部したこと
①は自転車で筑波山まで行ったという話題性(夏休みの思い出を感想文とともに発表したことがきっかけだった気がします…)もあったのかと思いますが、当時小学4年生の頃の担任がそんな注目されている私に、クラス演劇での主役を任せてきたことがまた大きな変化でした。
内心、私は「ヤダなぁ~」と思っていたのですが当時の担任から、「今までにやったことがないことをやってみることで変わるものもある!まずはやってみろ!お前ならできるから!」
こんなかっこいい言葉ではなかったかもしれないですが、こんなような言葉と共に勇気をもらったことは確かです。
演劇での主役ともなれば、これまで引っ込み思案で恥ずかしがりやで、人前で何かを話したりすることが苦手だった私にとっては、前例のない大きな経験だったはずです。
見事にやってのけた私は自信がついたのか、人前で話すことや誰もやったことのないようなことを、自ら率先してチャレンジしていく度胸が身についたことは確かです。
②速く走れるようになったことはサイクリングの効能でした。脚力が身につき、気づけば徒競走ではトップクラスになっていました。
これもまたひとつ、私の自信につながり、後の人生に大きな影響を与えています。
その後、全国各地を巡る冒険へ
私が小学4年生からはじめたサイクリング旅行は、我が家では毎年夏休みの恒例行事となりました。(受験期だけはさすがに同行できませんでしたが)
当時はスマホはなく、写真のデータが残っていなかったのですが、何枚か見つけたアルバムから引っ張り出してきました。
最終的には全国の都道府県をすべて走破していたはずです!(ただただ通り過ぎただけの所もありますが)
思い出やその土地その地で出会った人たちとの出来事などは語り始めたら、語りつくせませんのでまたの機会にさせてください。
ちなみに夏休みの宿題は、出発前に1週間ぐらいで大半を終わらせていました。
こうして、私の夏休みはほぼほぼこの大冒険たるサイクリングに費やされたわけですが、今となって思うことは、こんな私たち少年を連れて一緒に旅をしていた父の偉大さとその行動力に尊敬と感心の念を抱かざるをえないということです。
父さん、ありがとう。
大冒険に踏み出したら人生は変わった
サイクリングをはじめたことで足が速くなり、「走ることが好き」になりました。
陸上部では短距離走やハードル走、リレーなどで上位の成績をおさめることができ、運動が得意で好きな人生へと変わりました。
自信をつけた私は積極的に人前に立ち、自らチャレンジする度胸と行動力を発揮できる人生へと変わりました。
これは今の私の仕事や私生活にも影響しています。
前回のnote記事でも書いたように、仕事ではコンサルタント(営業)を経て、現在はDX(デジタルトランスフォーメーション)部でビジネスのプロセス変革を実現するポジションに自らチャレンジしています。
また私生活では「鉄人(アイアンマン)レース」(※水泳・自転車・マラソンの三種目を行なう耐久競技)に参加するため、日々トレーニングに励んでいます。
この最初の「人生が変わった」ターニングポイントがあったからこそ、今の私があると確信しています。
ちなみに今は2児の父親として子育てにおいて、子どもたちが「自分を信じる力」「自信」を身につけることを大事にしています。
チャレンジしたい事にとことん自らチャレンジし、その中で成功体験を得られれば、自信につながるでしょう。
そのチャレンジと成功体験を得るためのフォローをすることが親としての私の務めだと考えています。
以上です。最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
それではまた!
ライター:ボンちゃん
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